デカトロンのAPAC 3拠点にManhattan SCALE™を導入 倉庫機能をモダナイズ化し、拡大するEC需要に対応

マンハッタン・アソシエイツ株式会社(本社:米国ジョージア州アトランタ、NASDAQ: MANH)は、フランスに本社を置くスポーツブランドメーカーである Decathlon(以下、デカトロン)が、Decathlon China(デカトロンチャイナ)をはじめとするアジア太平洋地域(APAC)のB2C向けeコマース倉庫3拠点において、Manhattan SCALETMソリューションを稼働させたことを発表しました。

デカトロンは、世界中に1,700以上の小売店を持ち、60を超える国と地域の顧客に製品を提供しています。コロナウイルスのまん延が起因となってeコマースは世界的に拡大傾向にありますが、アジア太平洋地域におけるデカトロンの店舗においても、ここ一年でオンライン経由の注文は急速に増加しています。その一方で、販売チャネルのシフトが徐々に進んでいることにより、注文処理、在庫管理、倉庫の人手不足といった様々な課題も浮上していました。

そこで、デカトロンではManhattan SCALEの採用を決定し、中国などアジア太平洋地域のB2C 向けeコマース倉庫3拠点において、わずか3か月で導入を完了。需要の変化に合わせて倉庫管理機能をモダナイズ化したことで、eコマースの注文処理プロセスを合理化し、サプライチェーンと流通ネットワークの効率化を実現しました。これにより、顧客に向けさらに優れたショッピング体験を一貫して届けることを可能にしました。

Manhattan SCALEは、導入、管理、アップグレードなどあらゆる運用業務を容易に行える、倉庫管理のための統合プラットフォームです。

Manhattan SCALEには、高度なモバイル機能を備えた倉庫管理システム(WMS)の開発を通じて蓄積されたマンハッタン・アソシエイツの知識と経験が集約されており、商品と情報の流れを高速化し、業界の規制や基準への準拠を確保しながら、在庫レベル、労働力、および保管スペース全体を最適にコントロールすることを可能にする機能を備えています。

デカトロンは、日本においても2015年にオンラインサイトを立ち上げたのに続き、直営店を兵庫県西宮市と千葉県千葉市 幕張地区にオープンさせるなど急成長を遂げてきました。このたびのアジア太平洋地域における倉庫管理機能のモダナイズ化により、日本に向けた物流プロセスも更に改善することが見込まれており、今後より一層の顧客満足度向上が期待されています。

デカトロンの日本法人、デカトロンジャパン株式会社 代表 エリック・ギナール氏は、次のようにコメントしています。

「Manhattan SCALEを導入したことで、中国や東南アジアの複数の拠点でのeコマースのフルフィルメントが改善されました。今後も日本でのデジタル販売を拡大していき、一定の規模に達した際には、 私たちの物流パートナーと協力して倉庫機能も充実させ、効率と顧客満足度を高めていきたいと考えています」

マンハッタン・アソシエイツ株式会社 代表取締役 髙谷直秀は次のように述べています。

 「私たちマンハッタン・アソシエイツは、世界的に事業を急拡大させているスポーツ用品小売の大手企業であるデカトロン様をサポートさせていただくことで、倉庫オペレーションの効率改善とサプライチェーンプロセス最適化の実現を通じ、コロナ禍に顕著となった消費者行動の変化という大きな課題に対応する手助けが出来たことを大変嬉しく、誇りに思っております」

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Kazuya Yamamoto

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